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受付兼待合スペース。
正面の壁はブルーグレーの塗装仕上げ。お施主様と一緒に雰囲気を確認しながら、塗装屋さんに現場でムラが出るように仕上げてもらいました。お店の雰囲気を決めるとてもよい仕上がりです。受付兼待合カウンターにはナラの節あり材を使用しました。限られたスペースながら、斜めに配置したカウンターによって、実際よりも奥行きを感じることができます。
カットブースとシャンプーブース。
モルタル仕上げの腰壁でゆるく仕切りました。現しの天井ということもあって、元の美容室よりも減築したにもかかわらず、とても広々とした空間になりました。カットブース前のカウンターにもナラの節あり材を使用しています。こちらはソープフィニッシュで仕上げました。オイルに比べると上品な仕上がりです。受付カウンターはワイルドな雰囲気でオイルフィニッシュです。
カット用の椅子も作らせて頂きました。当初はカット用の上下する椅子を選ばれていましたが、建物が出来ていくにつれ、この空間に合うような椅子にしたいと心を決められました。カットブースが2つあるので、別々の椅子がいいということで、樹種はナラで揃えて、デザイン違いでご提案しました。アームの先端はカットクロスが引っかからないように削いでいます。
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