
3/12からホテルカンラ京都で開催される「DIALOGUE2025」に出展します。8回目を迎えるDIALOGUEは、新たな形の工芸を作り手の言葉と共に届ける見本市・展示販売会です。今回、平山日用品店では初の試みとなるpatol シリーズだけでの展示構成を考えています。メインは昨年から開発に取り組んでいる「patol stool HINOKI」の正式リリースです。幸先よく、内閣総理大臣賞、京都府知事賞を頂いた「patol stool HINOKI」ですが、まだ自分たち自身の手でご案内はできておらず、DIALOGUEに向けて準備を進めておりました。

また現在、「KYOTO CRAFTS and DESIGN COMPETITION 2024-2025 展」にも出展している「patol side table」は仕上げ違いのアンモニア燻蒸のものを製作しました。「patol side table」と「patol shelf」は私たちの中でpatol 構造の進化と捉えており、ここからさらなる発展を目指しています。他にも、ミラー、パーテーションも展示します。
皆様とのダイアローグを楽しみに最後まで準備に勤しみたいと思います。
是非お越しください。
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工芸は、人々の暮らしと文化を支える道具として、時代を超え、職人たちのバトンによって繋がれてきました。職人たちの技術は守るためだけのものではなく、常に世界中の様々な文化やデザインとコラボレーションすることで、分野を超えて芸術や産業、そして暮らしを創り出しています。DIALOGUEでは、人々が地球環境や多様性について学び、行動していくことが必然となっていく現在、多様な背景を持ち、地域や自然と共にあるものづくりを生み出す作り手たちの「言葉」を伝えることを大切にしています。工芸や手仕事は、自然の中から素材を見つけ、道具を生み出し、長く使い続けるための知恵を持っています。今日では、工芸/CRAFTの定義は拡張され、食やファッションなど工芸以外の分野でも、様々な地域で自然環境と産業のより豊かな関係が生まれるプロジェクトや、社会福祉施設を通じて様々な形のハンディキャップを持つ方が多様な能力を生かして社会の中で輝く動きなど、工芸が持つ要素を内包したものづくりを見ることができます。DIALOGUEは、そんな社会と工芸の関係を更新させ、次の100年に繋げていきたいものづくりへ眼差しを向け、対話によって生まれる新たな交流の場を作り手たちと共に作っていきます。
【Kyoto Crafts Exhibition DIALOGUE 2025】
会期|2025年3月12日(水)~ 3月15日(土)
12日 11:00-18:00(BUYERS DAY)
13日 11:00-18:00(BUYERS DAY)
14日 11:00-20:00(MARKET DAY)
15日 11:00-17:00(MARKET DAY)
※BUYERS DAYは一般の方のご入場はできませんのでご注意ください
バイヤー様は公式HPから招待状の発行が可能です
会場|ホテル カンラ 京都入場料|1,000円
※出展商品が購入できる500円分のショッピングチケット付き
※会期中何度でも入場可能
主催|「KYOTO KOUGEI WEEK」実行委員会
共催|京都府、ホテル カンラ 京都
協力|京都市、KYOTO CRAFTS MAGAZINE、京都伝統産業ミュージアム
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