「樹の一脚展 人の営みと森の再生」が本日より始まります。 31組の木工家による地域材を用いた椅子の展示で、もちろん全ての椅子に座ることができます。
今回私たちは、折り畳み椅子「patol stool」を埼玉県の三富地域のコナラと山桜で製作しました。 私たち木工家が普段よく使う材は、外国からのものが多く、地域材は種類が雑多で、 数量も限られているため、木材の流通経路がないという問題を抱えています。 現状ではコストと安定性の面で、地域材はまだまだ使えていない状況です。 今回この展示を機に、日本の森の循環の歯車が本格的に回り始めるのではないかと期待しています。
また、出展されている他の木工家の皆さんは、 今の日本を代表すると言っても過言ではないメンバーなので、必見だと感じています。 このような時期ではありますが、お気をつけてご来場くださいますと幸いです。
2021年2月5日 – 3月31日 10-18時 土曜、最終日は17時まで 日、祝休館 ギャラリーエークワッド
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