先日の初個展で満を持して発表した、カッティングボードを雑貨のページに載せました。
ポイントは持ち手の部分が削いであること。 これによって持ち上げやすく、また引っ掛けやすくなっています。 また「さざなみ」「ミートパイ」「シンプル」の3種類の仕上げを施しています。
こちらが「さざなみ」。持ち手の部分に横ラインの彫り込みを入れました。 表情が出ただけでなく、さらに持ちやすくなっています。
こちらは「ミートパイ」。持ち手周辺に施した縁取り加工がミートパイの様なので。
小さいサイズは、ぐるりと一周縁取り加工を施しています。 個人的にミートパイ仕上げはこのサイズのメープルのものが気に入っています。
最後は「シンプル」。持ち手の削ぎと相まって、シャープな印象です。
家具を作った時にどうしても出てしまう端材を用いて製作するので、一枚一枚、大きさも木目も異なります。
また仕上げ加工も職人の気まぐれで施されるので、まさに一点もので、一つ一つ見比べるのも楽しいです。
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