前回の日誌で、ご紹介していたブラックチェリーのベッドフレームが完成しました。 ベッドは何と言ってもマットレスが重要なので、まずご使用になるマットレスを選んで頂いた上で、 フレームのデザインに入りました。
太い角脚に鏡板入りのヘッドボードというトラディショナルなデザインです。 選ばれたのは厚み30cmのボリュームのあるマットレスで、それに負けないフレーム、 また全体の高さのご希望等をまとめると自ずとこのデザインにまとまっていきました。 全体的にボリュームがないと負けてしまいますが、野暮ったくならないように、 平山日用品店らしさが出るように、細かなラインにこだわっています。
一番のポイントはヘッドボードと反対側の脚を少し内側に入れ、
マットレスが載る板の部分のコーナーを隅切りしていることです。
マットレスは大抵コーナーにアールがついているので、その部分から木部がはみ出さないようにしています。
ベッドから降りられる際に、足にぶつかって危険なのでこのような形にしました。
機能からくるデザインとして、うまくまとまったと思います。
Comments