今年の木の椅子展に出展し、大変反響を頂きました折り畳みスツールの 特許出願書類の提出が完了しました。 その節は関係者の方々には、無理を言って画像の流出をとめていただいたり、お手数をおかけ致しました。 改めて、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
さて、現在は審査待ちになりますが、特許出願中ということで、 公開をしても問題ないので、改めて折り畳みスツールについてご紹介いたします。 今回新しく当店が製作したパタムスツール(PATAM)は日本に古くからある蝶番である紐蝶番を用いています。 トップの写真の完成した状態から
座面となるパネルを外し、
パタパタ。。
パタパタ。
パタン。と3秒ほどで折り畳めます。 組み立て時も上記の反対の手順を踏めばよいので、10秒程で組み立てられます。
こちらは折り畳んだ状態。最後は革ひもで留めてまとめます。
また、このように同一平面状に広げられることも、輸送時にはメリットになるでしょう。
折り畳み方法が簡易になっただけでなく、折り畳み椅子特有の弱点もクリアしたものになっています。
こちらの試作品はブラックチェリーと籐、革を用いて製作しておりますが、
デザイン的に洋風にも和風にも似合うものになっていると感じています。
今後、来客用のスツールとして、キャンプ時、お寺での使用等、
様々な場面でご提案できる家具に仕上げていこうと考えています。
まだ完全に製品化できていませんが、今後生産体制を整え、販売したいと思います。
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