カバを白染めした「はんまる踏み台」をKYOKO-SUZUKI ceramicsさんに納めさせて頂きました。 先日工房を移転、来年1月21日には工房に併設されたショップをオープンされますが、 そちらでお使い頂くそうです。
KYOKOさんとは、当店の実店舗が出来上がった2013年に初めてお会いしました。 お店の間仕切りのカーテンには、絶対に鈴木マサルさんの生地を使おうと決めていたので、 OTTAIPNUの生地が全て見られる渋谷のお店に行きました。 (今はもう事務所にされたので、お店ではありません。) そこでご案内をして下さったのが、KYOKOさんで、それからただの一ファンにも関わらず、 大変よくして頂いております。 その時に初めてKYOKOさんの陶器にも出会いました。 さすがご夫婦だけあって、カラフルでとてもかわいい作品です。 その後の展示会で、自分用にボウルを1つ買わせて頂きました。 物は使う!というのが信条なのですが、かわいくてなかなか使うことに踏み切れず、 今ではお店のディスプレイになっています。
お店に行った時の生地の説明や、KYOKOさんのブログを拝見していると、 マサルさんのデザインへの思いが感じられ、いつもほっこりした気持ちになります。 また、お二人が若かった時のこれからやってやるぞ!的なお話や、今現在の状況やご活躍の話を読んでいると、本当に勝手ながら自分たちに当てはめて、こんなふうになりたい!と憧れています。
そんなKYOKOさんの新しいお店で使う踏み台に、当店のはんまる踏み台を選んで頂き、 本当に嬉しく思っています。 お店のカラーがオレンジと白ということで、今回カバを白染めし、ホワイトの金物脚に合わせました。 オリジナルのはんまる踏み台の踏み板の中で一番白っぽい木がカバですが、経年変化を遂げると、 どんどんと黄色くなるので、白染めとしました。 また、ディスプレイにフィンランドバーチの白染めのものを使用されるとお聞きしたのもあって、 木目も似たようなカバをおすすめしました。白染めにすることでまた違った雰囲気になりました。 KYOKOさんにも気に入って頂けたようで、安心しました。 今度東京へ行く際には、是非お店にもお伺いしたいと思っています。ありがとうございました。
左が今回製作した白染はんまる踏み台。右が通常の染めていないカバの踏み台です。
塗りつぶしの白塗装ではないので、木目も楽しめます。
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